1978年にテレビ朝日にてアニメ「ドラえもん」がスタートしてから38年。
その間にドラえもんの見た目はどう変化していったのか、を個人的に調べてまとめてみました!(^▽^)/
※年代が多少ズレている場合もあります。ご了承ください。
原作のドラえもん
まずは藤子・F・不二雄先生が描く、原作漫画のドラえもんから。
連載が始まったばかりの初期のドラえもんの姿はこんな感じです。
・・・なんかデカイ(;^_^)
のび太よりも大きいです。
左の画像は、「ドラえもんの連載がはじまるよ!」ってときの連載前のイラストなんですが、このころはポケットの色も違っていたようですね。
(タイトルも「ででくる人」に・・・。)
体も頭より大きくて雪だるまのような形をしています。
これは、ドラえもんのデザインが「おきあがりこぼし人形」からきているためだと思われます。
それからだんだんと変化して、のび太よりも小さく、体より頭のほうが大きくなっていきました。
頭の形も横に広がっていますね。
さらに、原作のドラえもんはアニメより毒を吐くことで有名です(^_^)
1973年(日テレ版)
最初にドラえもんのアニメ放送をスタートしたのは、テレビ朝日ではなく日本テレビでした。
日テレ版のフィルムは残っておらず、もう観ることはできないので“幻のドラえもん”といわれています。
このときの作画はかなり不安定で、顔や体つきは映るたびに違います。
そして原作初期同様にデカイ!(笑)
目は小さくて、まぶたもブルーだし…知らない人が観たら『偽物』だと思うかも(^▽^;)
↓そんな日テレ版のOPとEDの映像があったので、ご覧ください。
時代を感じる曲調ですね。でもノリがよくて結構すきです(^○^)
「顔芸が得意でリアクションが大きいドラえもん」といった印象をうけます。
1978年(パイロット版)
こちらはテレビ朝日でアニメが放送される前の試作品(パイロットフィルム『勉強べやのつりぼり』)のドラえもん。
全体的に丸くて、日テレ版よりも親しみやすい見た目をしていますね。身長ものび太よりぐんと縮みました!
いまでは上から下まで寸胴体型なドラえもんですが、このときは足首が細く曲線的なのが特徴的です。
また、のび太の丸メガネがときどき太く描かれ、まるで黒縁メガネのようです。
1979年〜(テレ朝版初期)
1979年にテレビ朝日でアニメ放送が開始されてからも、作画はまったく安定しません。
作画監督によって、頭の形や手足の長さはバラバラ。
けれど、いまよりも全体的に体が細身です。
・・・このころのドラえもんは、ちょっとやんちゃで雑な性格でしたね。のび太と一緒にバカをすることも多かったように思います。
ちなみに、有名な「ドラえもん・えかきうた」は79年に発売されたので、その通りに描くとこの辺のドラえもんが出来上がるかも?
1980年代
1980年〜
78年〜に比べると体型が少し太くなります。
身長も手足の長さも安定してきて、しっかり短足になりました!
大山のぶ代さんの少し高めの声がかわいい時代(^_^)
1982年〜
このころになると、ヒゲが短くなり鼻から離れた位置で描かれるようになりました。
頭の形も◯から、ハチがはった楕円形に変わっています。
画像のように口を小さく描かれることも多いです。
個人的に一番かわいいと思った見た目がこの時代です(^▽^)/
1985年後期〜
このあたりから、ドラえもんのヒゲが中央に寄りました!
顔の白い部分に収まるくらいの短さです。
白目も少し大きくなっているのがわかります。
1991年〜
90年代に突入してから少し経つと、ドラえもんの体型に少し変化が!
お腹がふっくらして若干ぽっちゃりしているんです(^○^)
特に90年代後半の映画になると、みんなむっちり(笑)
2002年後期〜
このころのドラえもんは“わさび版ドラえもん”への移行期間なのか、作画と演出がかなり変わります。
いままでにない、コミカルで細かい動きをするのが特徴です。
違いは、ドラえもんの瞳が大きくなって、時には光まで描かれるようになったこと。放送回によってはヒゲも長い…。
セル画からデジタル製作へ変わったこともあって、色もハッキリしてみえます。
↓このころの演出がみれる動画がありました!すご〜く細かく動いているのがわかります(笑)
大山ドラ末期の酷いシーン+感動シーン(「パパの夢をかなえよう」から… 投稿者 hamuko0505
2005年4月〜
2005年4月から新声優陣でのドラえもんがスタートしました!(通称・わさび版ドラえもん)
演出や設定、作画も大きく変わっています。
特に違うのは、ドラえもんの瞳。
いままで以上に大きくなり、光も常に入っています。
ヒゲも長くなって、原作のドラえもんに一番近い見た目になりました!
大山版ドラえもんをみてきた人にとっては受け入れられない部分もあるようですが、見慣れてくるととってもかわいいドラえもんです!(^_^)
以上、日テレ版〜わさび版までのドラえもんの見た目の変化でした!
並べてみると、けっこう個性豊かですね。
独断なので、違う部分もあるかもしれませんが…なにかの参考になれば幸いです(^▽^;)
1978年はドラえもんまだかかっていません。
1979年からスタートしました。
パイロット版は含まれません。
訂正お願いします
なんと・・・いままで気づきませんでした。大変申し訳ありません!ご指摘ありがとうございます!修正&1978年のパイロット版を追記させていただきましたm(_ _)m
1973年のドラえもんにあります二つ目のドラえもんとのび太が横を向いている画像がありますが残念ながらそれは偽物です
ご指摘ありがとうございます!画像を消去いたしました。調べてみると、現在ネット上に出回っている日テレ版のセル画は偽物がほとんどだとか・・・。ということは稀にオークション等でみかける日テレ版セル画も・・・ということなんでしょうか。知ることができてよかったです(;´-`)
コメントありがとうございました!
1973年の日テレ版のドラえもんで言い忘れていましたがYouTube上には日テレ版ドラえもんの当時の最終回の音声が残されています他にも日テレ版ドラえもんの画像も何個かありますさらに最近では初代ドラえもんの声を演じた富田さんのタイトルカードや一部の話の音声がありますよぜひ調べてみてください
タイトルはドラえもんですが…
いまは星野源が主題歌
将来古内東子のaorが映画でも?